NEWS コンサートツアー2018 EPCOTIA
NEWS EPCOTIA
JUMP AROUND
EPCOTIA 考察
年末年始のコンサートがEPCOTIA encoreということで、コンサート前に改めて、別のブログで書いてたEPCOTIAのレビューを移行しとこう。
歌詞に宇宙に関わる史実が入ることで、
strawberry
15周年にNEWSで作詞した記念曲。
聞く前に歌詞を読んで、誰が書いたか当ててみたんだけど、何となくどこが誰の書いた詞か分かるんだよ(笑)
それくらい、それぞれの性格とか作詞の特徴が現れた一曲。
優しいアコースティックギターの音に、優しいNEWSの言葉が、優しい歌声と共に乗る優しさに溢れた曲。
この曲の最大に面白いところは、四人とも終着点は、"NEWSの記念日"なんだけど、アプローチの仕方が全く異なること。(と私は感じてる)
まっすーは「7月4日に生まれた僕」っていう歌詞から分かるように、NEWSを構成する一人である自分という人間の"誕生"という記念日。
シゲは、「夢を語り合う同志 繰り返す青春を」という歌詞から、NEWSという青春を共に過ごし、共に夢を追いかける"同志=メンバーとの出会い"に対する記念日。(因みにシゲはラストサビで結婚っぽいワードを出してるので、この意味合いだけじゃなさそう)
慶ちゃんは、"愛言葉"とか"ありふれた出会い""必然"っていうワードから、少し恋愛寄りな印象を受けるので、ファンを恋人に見立てて、"恋人のようなファンとの記念日"と仮定しようと思う。
テゴは「僕たちは航海へ」から察するに、人生という航海そのものを指して、"自分の人生そのものであるNEWSの記念日"ってことかな。テゴって人生を航海に例えることが多くて、美恋か幸福の挨拶でも、自分達の歴史を"沈みかけたこともあった(実際使ってた言葉は多分違った)"と言ってたのが印象に残ってる。なので今回も人生になぞらえてるんだと思う。
この曲は歌い方も、私的にポイントが盛り沢山なのですが、まずは歌詞から。
先にも述べた通り、「7月4日に生まれた僕」とまっすーは自分の生まれた日について歌ってます。他の三人がもっと抽象的なものを描いてるので、最初少しこの節だけ浮いてるように感じたのですが、紐解いていくと、テゴが"人生"という似たものについてフォーカスしてて、二人の違う点は"人生"を全体的に捉えてるか、その始まりである"生まれた瞬間"を切り取ってるか、という点なので、全体を通して再度見てみると、ちゃんと一つの曲になってるんだよね…
(因みにシゲも最後まで歌詞を追うと、友とパートナーという人生を追ってる感がある)
「愛し 愛され過ごしてきた」
まっすーを見てると間違いなくそうなんだろうなって思わされるくらい、愛に溢れた人。
"美味しいご飯""朝はパン"
ご飯について触れるなんて、まっすーだ‼︎ってホッコリする部分もありつつ、忙しい朝に朝ごはんを家族で食べるって、今の時代においては幸せを表す一種の情景だと思うんだよね。だから、まっすーだからこそ食い意地‼︎(笑)ってなる反面、幸せを想像して温かくなる。
続くシゲパートでは一気に青春の1ページに飛ばされる。
「夕日染まる影法師」
影ではなくて、"影法師"っていう単語を使うあたり、シゲの単語のレパートリーの多さに驚かされて、日本語の綺麗さを知ってることに尊敬の念をもつ。
「夢を語り合う同志」
"同志"っていう単語をあえて使うのが、シゲの世界観を感じる。仲間とか友とか言い方は色々あると思うんだけど、そこはあえて、"同じ志を持つ仲間"つまりメンバーのことを指してるのかなって思う要因。
この"影法師"と"同志"が音としても、語呂が似ていて気持ちがよい。
前述した通り、テゴは人生を航海と捉えてる部分があると思うんだけど…
「その運命が呼ぶ方へ」
テゴはNEWSになれた自分の人生を運命だと思ってくれてるのかなってジンとする。
「この歌にのせて」
ここに誰かに何かを伝える術として歌を入れてくるあたり、彼の人生において"歌"との出会いっていうのは、私たちの想像を遥かに超える大きなものなんだろうと思わされます。
「Back to the day」
二番にもう一ヶ所出てくるんだけど、他のメンバーが誰も英語の歌詞を入れてないなか、テゴだけが英語を使ってるのも面白い‼︎ 元々まっすーは英語よりも擬音語とかでホワッとした歌詞書きがちだし、慶ちゃんは素直で真っ直ぐな言葉が多くて、あまり英語を入れるイメージはない。シゲはオールマイティーだけど、特に今回は日本語の美しさを意識した言葉選びが多くて、英語を使おうと思ったのがテゴだけだったのね。でも、それがちょっとアクセントになってるので、少しだけ入る英語がちょうど良かったのかも‼︎
「ありふれた出会いに感謝して 目の前に君がいる 意味あって必然だね」
いつも通り、慶ちゃんらしくて素直で真っ直ぐな温かい歌詞だなと思います。"ありふれた出会い"を"必然"だと言える慶ちゃんが素敵だなって思える。さすが社交性おばけ(笑)
"暗闇"に迷って"月"を見上げたら"未来"へ導かれる。捻ってなくて真っ直ぐだからこそ見える綺麗な情景もあって、コヤシゲの作詞の仕方は本当に対局だなって、いつも思う。
「ギターに合わせ歌い出す俺 今日も悪くない」
一番で捻った綺麗な情景を描いたシゲだけど、ここは珍しくとても等身大で言葉も砕けてる。
「じぁあ君はどうよ」
じゃあってことは相手に自惚れてた自分を否定されたのかな?(笑)
等身大で砕けた言葉遣いでも、何となく情景が浮かんでくるのはシゲらしいなと思う。
というか、この後に続く歌詞の私的見解が正しいのだとすれば、デビュー当時自分がエリートだと信じて疑わなかった過去の天狗だった自分を描いてるのかなって思ったりする。
「季節外れの9月のいちご 誰にも真似できない思い出の味」
この辺りの表現は詩的で、前2行に比べてシゲの歌詞っぽさが強い。9月のいちごがNEWSを指してるのは間違いないんだけど、この"いちご"って、多分昔のNEWSのことなんじゃないかな?今回の15thコンサートで感じたのは、いちごのないショートケーキと言われた彼らが、ならばとファンをいちごに見立てて完成させたのが今のNEWSという大きな大きなショートケーキ。なら、いちごのあるショートケーキってことは、昔のデビュー当時のNEWSなんではないかな… だからこそ、それは"誰にも真似できない思い出の味"なんだと思う。
その次に続く慶ちゃんの歌詞との繋がりが余計にそう思わせる。
「積み重ねた過去があって かけがえのない現在になって」
音としては両方"いま"と読むんだけど、この"積み重ねた過去"っていうのが、"思い出の味"って部分に繋がる、NEWSの過去ってことなのかなって… そして、両方"いま"って読むのは、そんな大切な過去が、更に大切な現在を生んでるっていう慶ちゃんの強い思いなのかな
「愛言葉、道しるべに歩いていきたい」
"道しるべ"という言葉が、今この時だからこそ、慶ちゃんにとって、アイドルとして初心に戻ってまた頑張りたいという、慶ちゃんの決意の表れなのかなと感じました。
「チョコレートの板のボコボコ…」
この一節、とってもとっても増田さんらしいなと思う。実際には、製造過程で出来るのか、分かるために意図的に作られてるのかは分からないけども… でも、そのただの何気ないチョコのボコボコに注目して、それを後付けで、人の優しさを加えたって考えが浮かぶのがとても温かい増田さんらしいし、冒頭とも結びつくけど、増田貴久という人間が温かくて幸せな家庭で育ったんだろうなって想像する。
「時は流れて もうone day」
ここが一番で言ってた、テゴだけが使ってる英語のもう一ヶ所
「でもここにいるのはなんで 愛する人のため」
何回目かにこの曲聞いてた時に、味スタの15年前の自分へのテゴのメッセージを思い出して、道歩きながら泣きそうになった…
"ファンを幸せにする使命があるから、もう自分だけの手越祐也じゃありません。常に感謝し、常に笑顔で"
色んなことがあったし、本人の性格なんてそんな簡単に変えれるものじゃないし、変わっていいものでもないと思うし… いつも大きなことを言う人ではあるけど、実現してきたことだってちゃんとある訳で… そんな彼がアイドルとして生きる覚悟を新たに表明したように感じた、彼らしい真っ直ぐで明るい、でも常に笑顔なんてなかなか自分に厳しい表明だったと思ってるので、"愛する人のため"っていうフレーズが、ご挨拶と被って凄くグッときた。
"愛とありがとう"
増田さんらしいチョイス。
「願いを描いて今 届くかな 届くといいな」
願いを叶えるんじゃなくて、同じ意味だけど、届くっていう単語を選ぶのが、増田さんらしいかなって思うのは愛言葉の影響かな?
つまり他力本願に取れなくはないけど(笑)
でも、その他力本願感が競争心の強くない、優しいまっすーらしさを感じさせるのかもしれない。それと同時に、後に続く人と共に生きてきたっていう増田さんの考えに繋がるのを感じられる。
「一人で出来たことなんて 10もなかったのかも 生まれた感謝を この歌で」
最初の7月もそうだけど、読み方が"しち"とか"とお"なのも地味に好き❤︎ 増田さんの吐息王子を堪能しやすい音‼︎ そして、前のフレーズから一貫して続いて、ここでもまっすーは誰かの助けを借りてここまできた。今という時間は、10も出来なかった自分を助けてくれた、足りない数字を埋めてくれた周りの人がいたから存在する。その全てへの感謝を歌に込めてる。
※これ少プレのシェアハウス回見てから聞くと、何だかテゴマスの関係を表してるようで泣きそうになる
「午後3時のベル 合図で叫ぶんだ 「ありがとう 愛してるぜ」」
最初の言い回しはシゲっぽいのに、台詞は砕けててコンサートの時のシゲみたいな親近感のわくフレーズ。
からのシゲ節炸裂(笑)
「聖なる4合わせの庭 咲き誇る白い花 みんなの声に包まれ 今日は記念日」
最初は友情を語ってたシゲだけど、このフレーズでは結婚式を描いてるように聞こえる…
にしても"白い花の咲き誇る4合わせの庭で、仲間の声に包まれて行われる結婚式"なんて、幸せの象徴でしかない‼︎
「待ちわびたこの瞬間 今日は記念日」
デビューから波乱万丈の歴史を歩んできたNEWS。15周年を目指して走ってきた訳では決してなくて、あくまで通過点であることは間違いないと思うけど、それでも15年という短くはない年をNEWSとして過ごしてきた記念日という一つの指標は、それは"待ちわびた"んだろうな…
そして、"この瞬間"という一瞬の時を"記念日"として捉えられるNEWSの、今という一瞬一瞬を大切にして未来に繋げる覚悟が伝わってくる最後の一文にさらに感動して締められるこの曲。
そしてここまできて、ようやく歌声の方に触れられる(笑)
まず、愛言葉とは打って変わって、アコギの音が柔らかく響く、少プレじゃないけど本当に夕陽の似合う曲調。
この手の曲は増田さんが、絶妙に吐息を混ぜ込んできて吐息王子になるので、増田さんにメロメロになるんですよ…
歌詞の部分でも書きましたが、まず「7月4日」の読み方が"しち"なのが好き❤︎
それで吐息王子降臨してるから最高‼︎
"ぼく"の"く"と"愛し"の"あ"の繋がりも好き‼︎
これも既に記載済みだけど
"影法師"と"同士"のリズムも良い(o^^o)
増田さんの場合良い意味だけど、混ざり気のある増田さんの声と、透明度100%な手越さんの声の対比もこのグループの面白いところなのかなって改めて感じます。
慶ちゃんの歌い方は、喉を絞るのでやっぱり良くも悪くも苦しそうで…
でもだからこそ、悩む描写とか感謝する言葉が入った歌詞を歌うと、切実さが伝わってくる。元の発音がしっかりしてるので、ある程度絞ってしまっても、歌詞が紛れないのも慶ちゃんの良きところかな。最近特に歌唱力を上げてるのでこのまま期待してます‼︎
ちょっとぶっきらぼうな歌詞に、シゲのあの独特な声が優しく重なる。
"ボコボコ"の発音が好き❤︎
あ音言葉を歌う時の増田さんの息の吐き具合が絶妙なんだよねー
一番良い例がmadoromiの二番にあるからその内書きたい…
"時は"の出だし"と"、"なんで"の"でぇ"←"ぇ"が大事
ここの吐き方は、ここまで芯の通った歌い方してきたテゴの優しさが入ってくる貴重なパート❤︎
この曲がアコギメインだから全体的に優しくて、その中でもサビ以外は低めだから、メンバーの歌の聞こえ方もサビ以外の方が優しくて、サビは盛り上げていくのに音が高くなる感じがするんだけど、ここまで優しさの塊で歌ってきたまっすーが少し強めになるのがここのサビ。
そんな中でも"届くかな 届くといいな""十"のフレーズで吐息が入ってくるのは、吐息王子増田氏の素晴らしい技術‼︎
同じくシゲもサビはキーが高くなるので、盛り上がると同時に優しさは薄れる。
そんなシゲとは全く違う性質の声のテゴが入ってきて、最後の最後でこの曲初の一人じゃないパートが入ってくる。
今までにも完全分担の曲はあるにはあるんだけど(一番分かりやすいのが勿忘草)、何となく勝手に愛言葉を想像してたから、サビをソロできたのは意外だった‼︎ そんな中で最後の最後だけ入ってくる、性質の全く異なる、けど音域的には実は近い、最近めっきり増えた末ズのハモが入ってくるっていう、これはこれで一つの綺麗なまとめ方。
愛言葉のイメージが強かったからか、アコギベースとか、結構バラバラな記念日へのアプローチの仕方とか、歌割とか、良い意味で予想を裏切られた記念曲だったなー
名曲「生きろ」
最初に投稿する記事を何にするか迷いましたが、シングルでは1.2を争うくらい好きな曲なので、最新シングルということもあり、「生きろ」について書くことにします。
出だしのシゲのパート。
ここで出てくる"紐"というワードがとても深いなと思うのです。
運命の糸とか、見えない繋がりを表す言葉って、"紐"よりも"糸"って単語が使われるイメージなんですよね。
実際の"紐"と"糸"の定義の違いって、恐らく素材の違いっぽいのですが、私のイメージ的には"糸"というのは細い一本で、"紐"はその細い糸が何本も絡まりあって出来た太いロープ状のものを思い浮かべます。"運命の糸"が絡まって出来た"絆"という紐が結ぶ繋がり。
それを思うと、MVもとても良く出来た深い映像だなと底抜けな魅力を感じます。
「来た道と行く先」つまり、過去と未来。
過去も現在も未来も、いつどんな時も人はその"紐"と結びついて絡まっている。
続くテゴちゃんパートの「この歌をその夢を」。"歌""夢"というパートをテゴ割にしてるあたりギュッと重み増すし、"この歌""その夢"ということは、"その夢"を持つ誰かのために、別の人が歌う"この歌"ということ。
紐の先の誰かが、反対側の誰かに歌う歌。
「果てない闇に向かって飛ぼうとして」た青春時代の「笑えるほど愚かで泣けるほど愛しい過ぎし日は青春」
ここのまっすーパートは、ゼロのカズヤ編を見てから更に好きなパート。
ゼロを恨んだカズヤ。でもそれが"笑えるほど愚か"だとどこかで分かっていた。それでも誰かにぶつけるしかなかった悔しさ。そんな愚かな自分に対して、殺そうとした自分に対して、「また一緒に泳ごう」と言った更に愚かで愛しいゼロ。そんなゼロに「生きろ」と返せるくらいには、"過ぎし青春"を"愛しい"と思えていた自分に気付く瞬間。
ネタバレして良いのか分からないので詳しくは書けませんが、カズヤはほんの少し違う捉え方が出来れば、ドリームキングダムに来ることもなく幸せになれた人じゃないかと思うので余計に切なく苦しくなる。
山口カズヤ編の全てが詰まった、"愛しい"一節。
サビ
"0"と書いて"ドン底"と読む歌詞ですが、実はこの"0"、最後のサビでは数字通り"ゼロ"と読みます。今回に関しては文字数の問題にも思えなくはないのですが、同じ漢字を違う読み方で歌詞に盛り込んでくるのが、とてもヒロイズムさんらしいし、ヒロイズムさんの曲がどれもNEWSに合う神曲になる要素の一つかなーなんて思ったりします。
言葉選びも、"授かった命"とか"燃え尽きるまで"とか、命に対する言葉の中でも、ちょっと詩的で綺麗な言葉がチョイスされてて、より胸にぐっとくるものがあります。
この曲の本気は二番‼︎(だと思ってる)
兎にも角にも、歌割が大きい‼︎
今までにも引っかかった記憶があるので、たぶん1番の中で誰かがソロで歌ってないままサビに入る(代わりに二番最初に歌う)みたいな歌割は片手で数える程にしろあったと思うんだけど、誰かが歌わない、ではなくて完全にハモに回るっていうのは初めてじゃないかな? それだけ、コヤシゲの歌のレベルも上がって、グループ全体としてしっかりした歌の基盤が出来始めた証拠なのかな?それによって、テゴをメインから外すバリエーションを増やしても問題ないっていう判断なのかなっていう、15周年にあたって、成長すら感じる。
そんなテゴのハモも、メインを歌うメンバーによって上下ハモが違うという綿密さ‼︎
コヤマスには上ハモで、シゲには下ハモっていう‼︎ 一番綺麗に聞こえる音を採用したのか、敢えてバラけさせて変化を組み込んだのか… どちらにせよ、これによって曲に更に深みが出てる。
しかも何が面白いって、同じ上ハモなのに、まっすーにハモってる声と、慶ちゃんにハモってる声の聞こえ方が違うの‼︎ まっすーとの方が音域の幅がきっと狭くて、すっと一つの音として耳に入ってくるハモリで、逆に慶ちゃんとの方が音域の幅が広いからこそ、二つのメロディーが綺麗な層を成して耳に入ってくるハモリ。
歌詞も一番に引き続き深い。
まっすーの「解いてもまたきっと結びついてく」という歌詞は、僕らの間の見えない絆は、例え自分から"解いても"、決して消えることはなくまた"結びついてく"。その繋がりは、時に煩わしくて切り離したくなるけど、人は人と関わって生きて行く。一人では生きていけないから、何度解いたって大切な絆はまた自然と結びついていく。
シゲが歌う「守りたいものがあるだけで強くなっていけると思った」は、ゼロを彷彿させる一節で、NEWSの歌割は音声的な面でも、歌詞面でもよく考えられてるなって思わされる。
そして、大好きな慶ちゃんパート。
「笑えるほど愚かで泣けるほど愛しい 終わりなき青春」
まず、歌詞がゼロとミツルという観点でも見れる。ゼロの優しさと知りながら、それでも失ってしまったものの大きさを受け入れられなかった過去の自分。それでも、自分にとってゼロは切り離してしまえる程小さな存在じゃなくて、自分のゼロとの"愛しい"青春は、まだ自分の中に残ってる。="終わりなき青春"。
ここはNEWSにも当てはめられるパート。パンフレットで、「あなたにとってNEWSとは」という質問に対してシゲが「終わりなき青春」と答えてるのを見たとき、この曲が一番に頭に浮かびました。人によって色々だと思うけど、青春って何となくいい思い出に使うことが多いイメージの単語。懐かしくて、輝いてて、時に帰りたくなる時間。シゲにとってNEWSは、そんな輝いてる時間なんだなと思うととてもとても嬉しくなるし、実際青春時代と言えるような歳にNEWSをスタートした彼らにとって、青春とはきっとNEWSのことで、そんな青春時代に始まったNEWSが今もなおこうして色んな荒波を乗り越えながら続いてることを思っての「終わりなき青春」という答えなんじゃないかと邪推して涙腺崩壊します。
味スタの記念コンサートで初めて二番を聞いた時、この"終わりなき青春"というパートがとても印象に残りました。というのも、元々カズヤ編を見てからというもの、一番の同じパートが大好きだったので"過ぎし日は青春"と対になるかのように"終わりなき青春"だったことに涙が出ました。
ましてや、音源の段階で既にここの慶ちゃんの歌い方が神がかってる‼︎ 元々、NEWSの曲が全体的にテゴに合わせて高めだからなのか、慶ちゃんは喉を絞ったような歌い方が多く、それで歌唱が伸びない時もあるんですが、逆にそれが功を奏して、切ない曲を歌わせると最強だと個人的に思ってます。本当に切なく歌える人。そんな慶ちゃんが、音源にも関わらず、本当にこの"終わりなき青春"を胸が締め付けられるくらい切なく歌ってて、本当に大好きパートなんです。分かるかなー。"青春"の入りの"せ"の若干の掠れ具合と"ん"の"ng"って表記出来そうな余韻… ここの慶ちゃん素晴らしい。というか、ここ数ヶ月で慶ちゃんのお歌が目覚ましく成長してるように感じます。
二番だけでも永遠と語れそう(笑)
落ちサビ手前のコヤシゲパート
ここで少し曲調が変わって、ラップとまではいかないけど、若干のラップ調が混ざってスピードダウンすることで、落ちサビへの緩急がはっきり現れて、落ちサビが倍にぐっとくる。だから、サビ前にあれだけ苦しい歌声を入れてきた慶ちゃんも、シゲも、二人とも冷静に単調に歌ってる。
でも、単調に歌ってるのにその歌詞は深くて熱くて… MVの電飾という絆に繋がれた四人の姿を映し出す序章を描き出す。
"熱を帯びて強く結びついた絆"まさに熱を帯びた電飾に絡め取られて、強く強く結びついた絆。"信じてたいんだ 光見えない未来を"そんな光見えない未来を照らし出す、絆という自分を取り囲む光。
そして助走をつけて踏み出した先にある落ちサビ。
音源は力加減が絶妙で、音楽としても聴きやすく、でもしっかり気持ちも伝わるレベルで抑えてて、"「生きろ」"の"いき"の部分の声がとても好きで綺麗だと思うんだけど、味スタのコンサートは本当に泣かされた。むしろ今回このパートは音源がパーフェクトに加減されてるので、あの時の"「生きろ」"というテゴの叫びは、音楽的に綺麗でも何でもなかったんだろうけど、その泥臭い叫びにこそ、この歌の本当の意味が詰まってたし、"生きる"というのは決して心臓が動いてるとか、息をしてるとか、そういうことだけの話じゃなくて、人と出会ったり別れたり、辛いこと嬉しいこと楽しいこと悲しいこと、色んなことを経験して、その身で心で感じて、時に進んだり下がったり、そうやって自分の生きる意味を探しながら人生を歩む、色んな深い意味が籠っていて、あの時のテゴの叫びは間違いなく、自分にも歌の先にいる私達ファンにも"「生きろ」"って叫んでた。
そこに続く、まっすーの優しいけど力強い歌声が更に涙を誘う。
そして、ラスト。
その命"燃え尽きる"その時まで、"仲間の絆を道しるべに"長い長い人生を"何万回 転んだって もう一回 踏ん張って また 歩き出す"
うん、名曲。
シングル曲では、1.2を争う。
また一つ素敵な曲との出逢いに感謝…
本当はシングル収録曲全部纏めて一つの記事にしようと思ってたけど、思ったより「生きろ」を語りすぎたので分けます(笑)
自己紹介
元々別のブログにて、趣味である観劇とNEWSを混ぜて投稿してたのですが、別々にしよう‼︎と思い立って、はてなブログに初挑戦です‼︎
ジャニヲタさんは、はてなブログが多いので便乗してみました(笑)
ということで、
このブログでは、大好きなグループ、NEWSについて、不定期気まぐれにアップしたいなーと思います‼︎
恐らく頻度はそんなに高くない(>_<)
さて、ここからは誰も興味がないであろう私のプロフィールをツラツラと書くので、どんな奴が書いてるか見てやろう‼︎と思っていただけたら、お進みください。
ユシアという名前を使っている私ですが、ジャニーズでいうと、過去に嵐やHey!Say!JUMPも通った経験があります。
中学から大学入学までゆるっと嵐の茶の間ファンをやり、大学入学と共に嵐のFCに入会するも、大学一年の夏にバイトでNEWSと出逢い、大学二年に嵐の卒業を決めた年に初嵐コンに運良く参戦、その後嵐卒業と並行する形で、親友の影響でJUMPに足を踏み入れ、大学在学中はNEWSとJUMPを掛け持ちしていましたが、昨年のJUMP10周年を見届けてJUMPを卒業。現在は掛け持ちはおらず、NEWS一筋に落ち着いています。
と言う経緯なので、時々比較に嵐やJUMPの楽曲が出てくるかも…
現在は元々昔から好きだったミュージカルを本格化させて、NEWSとミュージカルに力を注ぐ毎日です。
あと、そろそろ9年くらいになりますが、5人の東方神起が私の中で永遠に大切な存在で、一番好きなメンバーの活動は今でも追ってます。
かなり話が逸れましたが、本題NEWSのことへ。
詳しくは書けないのですが、大学一年の夏に偶々NEWSの歌声を生で聴く機会に恵まれ、テゴの声に、歌上手いじゃん⁉︎ってなったのが好きになったきっかけです。
今でも変わらないのですが、好きなことには深くまでのめり込むけど、興味のないことはとことん興味がない、視野が狭いタイプなので、当時はNEWSのことはほぼ知らず、シゲのことをリーダーの子と言ってたレベルでした(笑)
山Pや亮ちゃんが抜けたこともぼんやりは知ってましたが、そこまで詳しくもなかった私。生歌を聴いてから、NEWS好きな友人にDVDを借りて見るうちに、東方神起と似たような歴史を辿るNEWSに親しみを感じたのかもしれません。だからこそ、応援したくなったのかもしれない、と今なら思ったりもします。
因みに、完全に落ちた決定打と言っても良いのが、テゴマスのまほうで歌われた、「さくらガール」の映像だと思います。あのコンサートが脱退発表の前だったとか、その話が上がってた時期だったとか、何一つ知らない状況で見た一曲でしたが、テゴマスの二人が歌う姿から溢れる想いは、状況を何一つ知らなかったにも関わらず、私の涙を誘いました。後から色々知ると、より泣けるあの曲ですが、何も知らない人間にすら届く程の強い想いと、それを歌で表現できる力に魅せられたのが、決定打だったと思います。
もうお分りかと思いますが、私は手越担です。
例え担当であろうと、良いことは良い、悪いことは悪いとハッキリいうタイプです(笑)
そして、基本、鑑賞会などしてる時は触れません(笑)他のメンバーの話ばかりします。なので、誰担?ってよく言われます。でも、コンサートではしっかりテゴを見てます‼︎
彼の良くも悪くも曲がったことが大嫌いで真っ直ぐ素直なところとか、誰より強く明るくあろうとするところとか、仕事熱心なところとか、ファン大好きなところとか… (言い出すときりがないので、機会があれば別に記事作りたい)
彼の事を心から尊敬していて、テゴになりたい、が口癖の私なので、テゴへの愛を言葉にするなら"敬愛"だと思います。
ざっとこんなところでしょうか…
音楽面でマニアックなので、そんなの聞き流してたわ、ってところを突然語り出したりする可能性が高いですがご容赦ください。